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存在証明と生存確認

新しいスキルの学び方

はじめに

以前、以下の記事を読んで、キャリアを考えるにあたってどのようにスキルを身につけていけば良いか参考になりました。 『セキュリティエンジニアへの道』とありますが、スキルの身につけ方のところは、セキュリティエンジニア関係なく参考になると思います。

engineering.mercari.com

上記ブログを受けて、新しいスキルを学ぶことについて手元にメモしていたため、ブログに起こそうと思います。 ( 新しいスキルを学びたいケースはキャリアチェンジのみではないし、セキュリティエンジニアに特化した情報でなくても良いかなと思ったので一般化して手元にメモしていました。 )

新しいスキルを学んでいくためには

新しいスキルを学んでいくために以下の4つの方法があると思います。

  1. 資格
  2. 読書/リサーチ
  3. 発表/共有
  4. 経験

それぞれ見ていきましょう。

1. 資格

「資格」については、「資格を取る」という目標、目的を設定できるのでモチベーションを維持できます。また、(参考書などに記載されている)決まったシラバスに沿って学んでいけば良く、学習についての道が示されているのが良いところかなと思います。もちろん、資格を取得すれば、資格としての効果を発揮します( 標準的な知識を持っていることを証明できる、履歴書にも記載できる)。デメリットとしては、資格、資格を学ぶための書籍やトレーニングコースなどについてはお金が発生する場合が多いことです。

2. 読書/リサーチ

「読書/リサーチ」については、言わずもがなですが、世の中には新しいスキルを勉強するための教材が山ほど存在しています。書籍やものによってはお金が発生しますが、現在は無料で閲覧できるものが多いと思います。

  • e.g. 書籍、テックブログ、大学講座のスライド、過去のテックカンファレンス/テックイベントのプレゼンテーション(スライド/動画)

3. 発表/共有

「発表/共有」については、要はアウトプットということです。アウトプットのために情報をまとめることで知識が浅かった部分が把握でき、より深い知識が身につきます。また、アウトプットのための活動でも気付きはあるのですが、アウトプットすることによって得られるフィードバックからも得られる気付きがあると思います。

4. 経験

「経験」については、業務やコミュニティ、プライベートの活動での経験で得られる対応やレビューなどの文化等経験に基づく知識になります。また、自分の経験だけでなく、他人の経験(働き方や考え方、振る舞い等)も知識になると思います。普段から観察しておくことや1on1やメンタリング等で直接訊くこともできます。